ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。
あやふやで不安になることばも
その傷が癒えることばも。
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あんなに怖かった雨の音が
あんなに寂しかった雨の音が
好きになったのはあの人のおかげだ。
夜の雨音におびえる私に
「雨の音って優しいよね」
と、たった一言つぶやいただけで
私の中での雨音はその時から
優しい音に変わった。
雨の日に瞼を閉じたら
いつもその時の言葉がよみがえる。
一緒に雨音を聞きながら過ごしたあの夜。
もう何度思い出しただろう。
触れることもできない
私の事を知るはずもないあの人は
今頃どうしているのだろう。
そうやって私は一年、また一年と
雨音を聞きながら大人になり
いつかあなたの前に現れて
とびきりの笑顔で
おかえりなさい、を。
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