ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。
あやふやで不安になることばも
その傷が癒えることばも。
もう僕は誰も信じない。
嘘だらけだから
そう言ったあなたは
周りの嘘に疲れて
誰も信じないと言ったのだと思っていた。
でも、そうじゃないのかもしれない。
嘘だらけで生きていたのは
あなたのことだったのかもしれない。
愛しているとか
一緒にしたいこととか
そういう事のすべてが
まるでコピー&ペーストのように
色んな人に繰り返し繰り返して
本気にした私が
ただのバカだったのかもしれない。
自分は嘘だらけで生きてるから。
その嘘を信じている人間なんか
誰も信用しないよ。
そう言いたかったのかもしれない。
だからもう待たないし
何もしてやれない。
嘘の恋だったから
私からの連絡も想いも言葉も
あなたにとってただ
鉛のように重くて
ただうっとうしいだけ。
私は本物だと思ったけど
ばかで騙されていて
嘘だらけだったんだ
だけど一緒に過ごした日々はとてもキラキラで
南部鉄瓶は静かに夢の中に存在し
笑顔はとてもあたたかく
ことばはとてもあやふやで
握った手はとても強く
空港のまたねは切なく
でも隣にいることだけで
とても満ち足りていて
私はこれが
本当に永遠のきらきらだと
思ったよ。
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