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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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なぜかふと、古池のことを思い出す。
何かがあったからでも、無かったからでもなく
ふとしたときに思い出す。
一緒にいたときのこと。
もう何十年も会っていない。
私の記憶の古池ではないことは分かっているのに
色あせることのない記憶が呼び覚ます
あの風、あの空気。

そういえば、いつも一緒にいる時は暖かい日々だった。

晴れた空、海沿いの道。
森の中、合浦公園。

夜の雨。

私の一部が削り取られているみたいだ。

あなたでなくては埋まらないことは
分かっている。
だから、私は埋めずに生きていく。
この不完全さが、私だ。

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