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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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前にあるものだけ見られたら
どんなに幸せなことだろう

私の夢は何だったのだろう

手のひらからこぼれるもの
胸の底から湧き上がるもの

まだ知らない世界

きっといつか見てみたい世界

大切な思い出

ずっと忘れない世界。

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一日一日が過ぎてゆく

まるで優しい綿あめのような
毎日がふんわりとした何かのような
そこに激しい感情はなく
ただただ、静かな一日
私の人生の終焉
ただ、なんとなく過ぎていく

遠くのあなたはどうしているだろう
南の大陸での新しい世界の扉は開けたろうか
青い森はあなたを包んでいるだろうか
優しい思い出を胸に過ごした10年を
私を忘れないでいてはくれまいか。

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海の向こうのあなたはまるで
入道雲のようね
切ないほどの海のきらきら
遠くに見える夏の思い出
もくもくとした中に潜む
熱い思い。

あなたといられないなら

誰とでも同じのように思えた

だけどいろんなことが
パズルのようにうまくかみ合わさって
不完全なもの、それを埋めるものが
絶妙で私は
こうして生きてこられたのだと思う

会えないあなたと
毎日そこにいるルームメイト
ここちよい猫たちとの時間
満たされない心

絶妙なパズルだった
わたしはそのパズルを捨てて
全く新しい
まだ出会って2か月の
新しい世界と一緒に生きていくことになった

絶妙なかみ合わせでバランスをとっていた私の心は

まだ、やり場のない心のピースを

組み合わせることができないでいる。

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なくしたものはいつも
無くなってからその価値に気づく

あんなに望んでいたものは
手に入れる代わりに
気づかないほど大切な存在を
失わなくてはならなかった

大切な大切なもの

毎日あるからこそ
当たり前になって
なくなった後のことなど
想像もできなかった

毎日あの日に戻りたいと思う日々

だけどもう戻れない日々

私は笑顔で未来を作っていけるだろうか

人を愛していけるだろうか。

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今まで見ることの無かった
遠い未来の予想図は
名残おしそうにその手を離れて
今はもう 目の前でサヨウナラと手を振っている。

結婚することになりました。

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なけなしの愛を与えて
最後に人を愛そうと思った

最後に会った君によく似ている
船に乗った君によく似た人だった

なけなしの愛を重ねて
生きていこうと思った

愛はどうだ

愛はどこにあるの

愛をどうか

愛はここにあるよ

諦めによく似た感情に支配されていた日々は
いつしか愛を乞う日々に変わり
愛なんて、遠い世界の透明な何かだと思っていた

愛はどこにあるの

そこに愛はないよ

なけなしの愛を集めて

人を愛そうと思った。

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懐かしい感覚。
誰かに似ているように思ったけど
似ているけれど微妙に違うもの。
だけど、系統は似ている。
ずっと一緒にいたいと思うこと
一緒にいたときの感覚。
そうだ、この感覚だ。
三年前の自分を思い出す。
同じ場所にいて
同じように過ごす。
同じようなものを見て
ただ、手を伸ばしても手が届かなくて
どうしても私を選ばなかったということだけが
君とは違っている
この感覚が懐かしい。
君も確かに、そうだった。

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流れる時間はさらら さらら
掬えないほど透明な
流れる時間は さらら さらら
水底まで見えるような。

ここにあなたがいないこと
あなたがいること
私がいること

存在をめぐるまなざし。

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20代から30代にかけて
私はただの金魚のようなきらきらで
ただそれを掬ってみたい大人たちに追いかけまわれされて
遊び半分で背びれや尾びれはボロボロになっていった

ただの珍しい金魚

泳ぎ方が独特で
珍しい見た目で
夜店で掬っては自慢するような
なんの取り柄もない
家に帰って世話されることもない
掬ったら飽きてしまう
ボロボロの金魚
水槽の水の中で息絶える

大切な家族と和気あいあいと
「珍しい金魚ね」なんて言いながら
私はただただ、消費される
汚い水の中で
ただただ、命を消費される
飽きれば死ぬまでそのままで
私の人生は水槽の中で
そのうち苔がはえて 誰も見ることもない
そんな金魚だった。

いつかキラキラした大きな水の中で
泳ぐことを夢見て

私は今
酸素も送られない水槽で
ただ、死ぬのを待っている。

追いかけまわされてちぎれた腹鰭を

「あら、汚いわね」
「不格好ね」

なんて言われながら。

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あのころ 
あの人に声をかけていれば。
あのとき、
もっと気持ちを伝えていれば。
あのころ
あのころ。
ただ一本の、
わたしのやさしい逃げ場だった。

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うまく手放せなかったな
逃げだしたんじゃなくて
罪悪感がいっぱい

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暖かくなってきて
ようやく空が見えるようになってきたから
ふと思うのだけど

ただ笑っていられる人がいたというのは
人生の中で本当に幸せだったんだなあと

何の変哲もなく
にこにこと近づいて
心の中に絡みついてくるように
すがって追って時には人目もはばからず恫喝し
その前で一歩も動けない 私は
私は
まるでツタに絡まれている人形のようだ
時々救い上げてその手できれいに洗われて
また同じ場所へ戻される

お前には ここが居場所だよと

まるでおもちゃ置き場の定位置のように
言い含められる

そしてまたツタは絡み始める
ひきはがしても引きはがしても
陽がさせばそこから芽吹き
気づけばツタのからまった跡が
私の体の内にも外にも
そこら中に残っている。

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暴力から逃げるっていうのは
案外難しいことなのよ
恐怖で支配されてるからこそ
裏切ったときの恐ろしさが目に見えて
動悸がとまらなくなるもんなのよ
だけどどうしても逃げることを考えると
涙がとまらなくなるんよ。

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どうしたら連絡がとれるのだ?

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私は「相方」というのが
特別な呼び方だと思っている一人です

自分がいて、そこに足りないものを補いあう。
それが「相方」という定義だと思っているからだ。

だから、相方とたとえ
どんよりするような話があるとしても
あなたの半分は「相方」であり
その人間の半分を自分の半分であると
相片方であると選んだのは
あなた自身なんだよね

私でもなく、誰でもなく
相方として「その人」を
あなたは選んで
生きているんだよね。

あなたの選んだ、あなたの相片方の存在なんだね

手放せない存在なんだなと
どうしようもなく無力感を感じてしまうよ

こんなところで私は
手の届かない、私にはなくその人にはあったもの
そしてそれをあなたが選んだことを
私は選ばれなかった存在であることを
遠く遠く、思うのですよ。

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