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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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あと一週間で後期試験。
今回はほとんど勉強してない。
なんでだろう?前期で燃え尽きたのかも知れない・・・

さてさて
久しぶりに夢を見ました。
鈴先生と所長が登場する夢。

学会か何かがあって、鈴先生と所長が発表していて、それを聞きに
行っているようなシチュエーションで、私がその場にいるのは鈴先生は
気づいているけど、所長は気づいてない(というか例のごとく所長から逃げる私)

発表が終わって、こっそりと帰ろうと思った私は
いつも所長が「裏道」と称して通る民家の間の細い道を通って
帰ろうと思ったら・・・・
なんと山を抜けて大きな国道へ。

しかも、看板みたら「伊豆」って書いてあるじゃないの。

しまった~。
どうしよう・・
歩いて帰れないなあ・・

と、思っていると鈴先生が登場して

「こっちだよ」 と 手を取ってくれたのです。
手を取ってくれた、っていうのは語弊があるな。私が引き返す道
を案内されている途中、色んな道端のものに興味をそそられて
迷子になりそうなので

「こら!手つなぐぞ!」 と厭きれて手を取ってくれた、ということ。
鈴先生の手を取りながら、引き返して歩いていく途中で目が覚めました。

私多分、大学で自分の居場所が分からずに迷子になってるんだろうなあ。
そしてその迷子の自分をもとの場所に戻すのには
鈴先生のようなぶれない人間が必要なんだろうなあと。
ぶれない人間の傍に行くと、自分がどれだけぶれていたかが分かる。
それが分かると、ぶれ幅を修正して、元に戻ることが出来る。

私にとってその存在は 所長でもビタミン先生でも煙先生でもなく
それは鈴先生だったんだ。
それは恋でも愛でも尊敬でもなく ものさしのようなものだと思う。

そんな夢を見た次の日
偶然にも職場でクライアントさんの見た夢についての解釈を求められました。
歯が抜ける夢をみるそうなんです。
それを聞いて横から別のスタッフが

「歯が抜ける夢って、健康を損なう夢っていいますよね~」
と言う。

私はそういった、「この夢をみたらこの象徴」
みたいな、夢の一元的な解釈は好きじゃない。
だって、その人の現在の生活や過去の背景とか全部無視してるでしょ。
そうじゃなくて
その「歯が抜けること」は本人にとってどういうことなのか
歯が抜けることに近いような体験は無かったのかとか
そういう方向で着目するのが分析屋の夢の解釈なのです。

聞いてみると、歯が抜ける、ではなく
ぐらぐらしているわけでもないけれど、自分で「この歯は多分もうだめだ」と判断して
自分から無理やり抜いてしまう、という夢だそうです
だけどその歯はまだまだ使える歯で、どこも悪くない。
ただ、自分の中で「多分これはダメになる。だめになる前に抜いちまえ」
という心境で抜くんだそうです。

着目すべき点はどこか?

「ダメになっているわけでもないのに、だめになるくらいなら抜ける前に抜いちまえ」

ここです。

それに似たような状況が生活の中でありませんか?
たとえば人間関係。嫌われる前に自分から切っちゃえ、みたいな傾向が
ありませんか?と尋ねると

そうだ、という。

でも、最後に朝起きて「あー、抜けてなくてよかった」って思うそうなので

「その友人関係を切らなくて良かった、って思うこともあるんだよね」って
うまい流れで持っていければ、精神分析なわけです。

 

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