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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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今回青い森へ帰ったこと
その時のことを忘れないように少しここに記録しておこうと思う。
これは誰かに見せるためのものではなく(もともと私のこの書き込み
自体、人に見せるような要素がほとんどないのだが)
自分の記録として。

出発便は早朝のMD-90型機。
私の好きな機材だ。
私は昔から飛行機が好きだ。
鳥も好きだ。
どこかで空を飛ぶ憧れがあったのかもしれない。
空が飛べれば、ここから飛び出せるような
そんな気がしていたからかもしれない。
大学受験の時、航空管制官になりたくて
航空保安大学校を受験したくらいだ。

そんな飛行機であっという間に青い森へ。
着陸する寸前、滑走路が見えるまで
青い森の上空だと気がつかなかった。
そのくらい変わってしまっていたのだ。

友人の披露宴まで時間を潰して
結婚式の会場へ行き、近年まれに見る盛大
な披露宴にぽつんと参加。
大体、新婦のクラスメイトでもないからね。

披露宴が終わった後、バスで実家へ。
ぴんぽん。
母が出てきた。
一緒に住んでいる祖父母や遊びに来ていた叔母まで
出てきた。

色んなことを聞かれ、薬については話したが
そのほかの事についてはほとんど私が言う前に
母が私のふきだしを作って勝手に代弁する。
私の思ってもいないことを言うので、代弁にも
ならないが
たぶん、母の希望的せりふなのだろう。
なぜか言い訳じみたせりふを話している。

「大学生だからって若作りして来ました」

「普段はもっとちゃんとした30代の格好です」

「久しぶりに会うので、大学生やってるってことで
わざわざ頑張って若い格好してきました」

「こんな年になって大学生やっててちゃんとしてないのは
私だけですって言ってます」

なんて私の代わりに言われると、普段からこんな格好の私は
内心不快な気持ちで一杯なのだ。
確かに、見た目も着ている服も、青い森でいったら20代
なのかもしれない。
母親の中のイメージで、30代ではないのかもしれない。
でも、わざわざ他人からの見た目をそれほど気にする必要が
あるのか。大学生やってて何か申し訳ないのか。

周囲が結婚して子供もいるということ
私がそれと同じじゃないこと
見た目が母の思う、落ち着きのある30代ではないこと
(一体それがどんなことを指すのか判らないが)

それがそんなに、親戚に言い訳がましく謝ったりする
必要のあることなのか。

②へ続く。


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