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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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まるであの頃の私たちのようだ。
覚えていない
多分、あなたはきっと。


思い出が
動き出してしまわないように
私はなるべく、思い出さないようにしたかったのに
理屈など関係なくそれは動きだす
景色やにおい、流れる空気が
一瞬で引き戻す
人間は記憶でならどこへでも飛んでいける
だけどそれはまるで舵の利かない船のようで
とても怖くなるときがある
私にとっては
積み上げていくことが出来ずに崩してしまった
積み木のような世界が「過去」である。
そして今も私は
積み木はうまく積むことができない。

積み木は不安定だけど
土台さえしっかりつくれば
いくらでも積んでいける
途中で揺れても支えがあれば
いくらでもつながっていける
脈々と受け継がれる系統樹のように

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