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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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私は
私の過去や今までの人生において
起こった出来事について
それに対して
「こういうことがあった私だから」と
何か、こう

優しくしてほしいとか
気にかけていてほしいとか
何か声をかけてほしいとか
助けてほしいとか
救ってほしいとか

そういった何かを求める時代は
もう終わったのだと思う。
今はそんなことは求めていない。
そういった分かりやすい援助を求める時代は
私の中ではとっくにもう終わっている。

ただ、自分の好きな人には
知っていてもらいたいなとは思う。
でもたったそれだけのことが
十分すぎるほどの要求と傲慢さで
それ以上何を相手に望めるというのか。

話さないことと
隠していることは違う。
隠していることと
嘘を付いていることは違う。

だけど
過去を知った時に
嘘を付いていたとか 
黙っていたとか
汚らわしいとか
そういった偏見や誤解を持たれるくらいなら
そうやって今の私を見てはくれないのなら
私は過去を知ってから今の私を
見てほしいと思う

無かったことにはできない。

今日という日は
突然登場したのではなく
生まれた時から少しずつの積み重ねで
今日という日を作っている
だけど私は過去だけが
今の私を作っているとは思いたくない。

過去はあってもそのせいで私の根っこは
きっと腐ってはいない。

私は自分の過去も、今も未来も
大事にできるような人間になりたい。
そして今私の周りにいる
私に関わっている人たちを
大事にできる人間になりたい。
そうしたらいつかめーさんの言うように
「自分の家族が大事」と素直に思えるようになるだろう。


自分が自分を知るということは今でも難しい


それでも私は今は
命のスイッチが切れるまで生き続ける義務があるし
私は私の知らない私を知り続けて行かなくてはならない。
そこですごく辛いことがあったとしても
今まで死なずに生きてこれたのだから
生きて、生きて、生きまくらないといけないのだ。


過去ゆえに弱いところは確かにあるかもしれない。

だけど過去ゆえに強く生きるところもあると思うのだ。

それをめーさんに、判ってもらいたかった。

全てを知ってもらう必要などないし
全てを知って欲しいとも思わない。
全部知ることなど、きっと何の意味も無い。
ただ単に傲慢なだけだ。

だからどうしたらいいかな
どうしたら伝わりますか

つまずいた石の色を

裏切った胸のつかえを

忘れられない言葉を

忘れたい長い夜を

やりきれない思いを

飲み込めない悲しみを

それでも生きてく力を

越えられる可能性を


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