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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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いろんなものにさようなら

せめて心の友になりたかった

親友でいたかった

あなたは私ではなく
そばの大陸の人間を信じる
迫真の演技で今日も
あなたを虜にする
そう、3年前のあの時のように

なんだかんだ言っても離れられない
籠の中の鳥なのね
とらわれた宇宙人みたい

私の思い出の国に一緒にいくのだろうね
結婚したといわれたけど
まあきっと

それも、嘘。

私に勝つことしか考えてない

そのためにはどんなに人を傷つけようが
迷惑をかけようが
傷つけたり迷惑をかけている自覚もない
わがまま自己中お嬢様
きっとあなたには
まぶしく見えるのだろうね

私に向けられるその牙にもう疲れたよ

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強くなるように
元気でいきられるように
その猫をグリコと名付けたあなたは
元気でいますか
いつも雨降りのその国から
底抜けに明るい大陸に
飛び立っていく準備はできていますか
わたしは羽がない鳥だから
飛んではいけないけれど
いつも天を仰げば空
そこはどこまでも遠くまでつながっている。

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所詮見てくれだけの人間
中身を見てくれていた人を捨てて私は
遠い遠い世界に移行する

所詮私を知ろうとなどされない
だから私は金魚のように振舞って
ただそこにお祭りの時だけ存在していた

そんなことも知らないで私は
お祭りが日常だと思っていた

だけど本当の幸せっていうのは
ただの日常だった
私はそこに少し飽きてしまったのだ
だけど飽きるためには土台が必要で
そのことに私は
いつの間にか長い時間をかけてしか
気がつけなくなっていた

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あなたは南の小島から
南の大陸へ行ったのかな
淋しさから 
いろんな物を傍に置いたあなたは
それをきちんと手放したのかな
遠くの私を手放して
傍にいる狂気

嗚呼 いつかあなたと
笑ってまたバカみたいに
くだらない話をして
あの頃はバカだったねと言いあいたい

私はそのころは
あなたの知っている私ではなく
もっと強くなっているだろう

あなたはあなたの空を飛んで
私は私の空を飛んで
いつかまた同じ空で出会えるといいね

冷めた紅茶をすする
南の小さな小島の君へ。

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二十年ぶりに入院しました

20年前は上部消化管出血でしたが
今度は下部消化管出血で、今日で6日目の
入院生活。

ずっとルート取られてますが
絶食も昨日から解除されて
病院生活にも慣れてきました。

清潔な生活。

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前にあるものだけ見られたら
どんなに幸せなことだろう

私の夢は何だったのだろう

手のひらからこぼれるもの
胸の底から湧き上がるもの

まだ知らない世界

きっといつか見てみたい世界

大切な思い出

ずっと忘れない世界。

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一日一日が過ぎてゆく

まるで優しい綿あめのような
毎日がふんわりとした何かのような
そこに激しい感情はなく
ただただ、静かな一日
私の人生の終焉
ただ、なんとなく過ぎていく

遠くのあなたはどうしているだろう
南の大陸での新しい世界の扉は開けたろうか
青い森はあなたを包んでいるだろうか
優しい思い出を胸に過ごした10年を
私を忘れないでいてはくれまいか。

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あなたと私は

ふれなばおちんね

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海の向こうのあなたはまるで
入道雲のようね
切ないほどの海のきらきら
遠くに見える夏の思い出
もくもくとした中に潜む
熱い思い。

あなたといられないなら

誰とでも同じのように思えた

だけどいろんなことが
パズルのようにうまくかみ合わさって
不完全なもの、それを埋めるものが
絶妙で私は
こうして生きてこられたのだと思う

会えないあなたと
毎日そこにいるルームメイト
ここちよい猫たちとの時間
満たされない心

絶妙なパズルだった
わたしはそのパズルを捨てて
全く新しい
まだ出会って2か月の
新しい世界と一緒に生きていくことになった

絶妙なかみ合わせでバランスをとっていた私の心は

まだ、やり場のない心のピースを

組み合わせることができないでいる。

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なくしたものはいつも
無くなってからその価値に気づく

あんなに望んでいたものは
手に入れる代わりに
気づかないほど大切な存在を
失わなくてはならなかった

大切な大切なもの

毎日あるからこそ
当たり前になって
なくなった後のことなど
想像もできなかった

毎日あの日に戻りたいと思う日々

だけどもう戻れない日々

私は笑顔で未来を作っていけるだろうか

人を愛していけるだろうか。

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最後の最後まで
失いたくないと思っていた
自分は欲しいものを手に入れて
それでも最後まで
失いなくないなんて
むしのいい話
ずるい私で傷つけた
辛いのは私だけじゃなく
もっともっときっと
あなたの方が辛かった
青天の霹靂

ずっとずっと
私はあなたを傷つけたと
十字架を背負って生きていくだろう
幸せな思い出とともに。

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今まで見ることの無かった
遠い未来の予想図は
名残おしそうにその手を離れて
今はもう 目の前でサヨウナラと手を振っている。

結婚することになりました。

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なけなしの愛を与えて
最後に人を愛そうと思った

最後に会った君によく似ている
船に乗った君によく似た人だった

なけなしの愛を重ねて
生きていこうと思った

愛はどうだ

愛はどこにあるの

愛をどうか

愛はここにあるよ

諦めによく似た感情に支配されていた日々は
いつしか愛を乞う日々に変わり
愛なんて、遠い世界の透明な何かだと思っていた

愛はどこにあるの

そこに愛はないよ

なけなしの愛を集めて

人を愛そうと思った。

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まだ上げ初めし前髪の

君の少し覗いた首筋の

かげから繰り出せし芳香の

いと芳しき

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懐かしい感覚。
誰かに似ているように思ったけど
似ているけれど微妙に違うもの。
だけど、系統は似ている。
ずっと一緒にいたいと思うこと
一緒にいたときの感覚。
そうだ、この感覚だ。
三年前の自分を思い出す。
同じ場所にいて
同じように過ごす。
同じようなものを見て
ただ、手を伸ばしても手が届かなくて
どうしても私を選ばなかったということだけが
君とは違っている
この感覚が懐かしい。
君も確かに、そうだった。

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