新しい未来 つれづれ草 2016年08月09日 今まで見ることの無かった遠い未来の予想図は名残おしそうにその手を離れて今はもう 目の前でサヨウナラと手を振っている。結婚することになりました。 [0回]PR
無題 つれづれ草 2016年07月28日 なけなしの愛を与えて最後に人を愛そうと思った最後に会った君によく似ている船に乗った君によく似た人だったなけなしの愛を重ねて生きていこうと思った愛はどうだ愛はどこにあるの愛をどうか愛はここにあるよ諦めによく似た感情に支配されていた日々はいつしか愛を乞う日々に変わり愛なんて、遠い世界の透明な何かだと思っていた愛はどこにあるのそこに愛はないよなけなしの愛を集めて人を愛そうと思った。 [0回]
無題 つれづれ草 2016年07月19日 懐かしい感覚。誰かに似ているように思ったけど似ているけれど微妙に違うもの。だけど、系統は似ている。ずっと一緒にいたいと思うこと一緒にいたときの感覚。そうだ、この感覚だ。三年前の自分を思い出す。同じ場所にいて同じように過ごす。同じようなものを見てただ、手を伸ばしても手が届かなくてどうしても私を選ばなかったということだけが君とは違っているこの感覚が懐かしい。君も確かに、そうだった。 [0回]
無題 存在をめぐるまなざし 2016年07月13日 やっぱりわたしはふられました判っていましたムリめだとこんな時いつでも見守ってくれた母さんは今は居ないから忘れます忘れます新しい私になって忘れます忘れます思い出としてしまいますあさの訪れ気づかないほど泣いて泣いて泣きあかしたらきっと忘れます忘れられると思います本日わたしはふられましたやっぱりわたしはふられました気持ちさえ通じていたつもりでいたけれど本日私はふられましたやっぱり私はふられました(熊木杏里 「新しい私になって」より改編) [0回]
さらら つれづれ草 2016年07月07日 流れる時間はさらら さらら掬えないほど透明な流れる時間は さらら さらら水底まで見えるような。ここにあなたがいないことあなたがいること私がいること存在をめぐるまなざし。 [0回]
飛べない羽 存在をめぐるまなざし 2016年07月07日 風切り羽を切られたよう本当は空を飛べるのに風切り羽を切られたようその籠になにも鍵はかかっていないのにお前は飛べないんだと言われ続けている風切り羽を切られたように空を飛ぶことをあきらめていたこの籠の中が自分の居場所だと何度言い聞かせたろうか格子の外の青空を何度諦め過ごしたろうか風切り羽はまだあるのにまるで切られたみたいに空を飛ぶのを諦めていた青い空は手には入らないと言い聞かせていた風切り羽は奪われたんだと何度そう言い聞かせたろう青い空の話をする人もいつの間にか居なくなった私の羽はいつだって飛び立つ事が出来るのに風切り羽は まだ残っているから空だっていつか必ず飛べると信じてるその空にあなたが居たらいいのに [0回]
無題 存在をめぐるまなざし 2016年07月06日 息もできなくなる恋はただ、苦しく眩しく見つめるだけだったけと空気のように息のできる恋は私の中で 大切な酸素カプセルのように繭のように大切に大切に私の中で大切な存在でその存在をめぐるまなざしは今までよりずっとずっと私に優しい空気のようだ。どうかこのまま私のそばにいてください私は空気を動かして一緒に風になってあげるよ。 [0回]
赤い鮒 存在をめぐるまなざし 2016年06月30日 またあの子は金魚のように泳ぎだしていくのだろうか薄くて破れやすいあの薄い板に追いかけられて戦利品のようにぶら下げられてねえ、みてみてこれ僕がとったんだよ私はいつか瓶に入れられて息ができなくなる昔はただの鮒だったことを隠して息の出来ない瓶の中で生きていくのかそれとも本当は鮒だったんだよと話して川に流されてしまうかな。あと5分そのままでいて。 [0回]
金魚 つれづれ草 2016年06月19日 20代から30代にかけて私はただの金魚のようなきらきらでただそれを掬ってみたい大人たちに追いかけまわれされて遊び半分で背びれや尾びれはボロボロになっていったただの珍しい金魚泳ぎ方が独特で珍しい見た目で夜店で掬っては自慢するようななんの取り柄もない家に帰って世話されることもない掬ったら飽きてしまうボロボロの金魚水槽の水の中で息絶える大切な家族と和気あいあいと「珍しい金魚ね」なんて言いながら私はただただ、消費される汚い水の中でただただ、命を消費される飽きれば死ぬまでそのままで私の人生は水槽の中でそのうち苔がはえて 誰も見ることもないそんな金魚だった。いつかキラキラした大きな水の中で泳ぐことを夢見て私は今酸素も送られない水槽でただ、死ぬのを待っている。追いかけまわされてちぎれた腹鰭を「あら、汚いわね」「不格好ね」なんて言われながら。 [0回]