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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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なんだかばたばたした数日間を過ごしていました
年末だからかな、師走だからかな
心がばたばたしているわけではないけど
なんとなく、上の空でいたい気持ち。
なんでだろう。

ここ数日
よく思い出すことがあります
数年前、赤羽駅での出来事。

ホームで嘔吐して倒れこんでいる人を
通行人は一瞥しながら皆通り過ぎている。
私はその吐瀉物を避けながら近づいていき
「どうされましたか?」
と聞く。
その人はろれつの回らない口調で、そして顔面蒼白。
脂汗を流していて
「ううう、ううう」と言っている。
私はとっさに
「何か持病をお持ちですか?」と聞くと
その人は「糖尿病で・・・」と言ったので
ああ、低血糖発作なんだと思った。
駅員さんがやってきて、QQ車を呼んでくれた。
QQ隊員が来るまで、脈を計っていた。

QQ隊員さんが到着したとき
「脈拍50、DMの既往があり、低血糖発作だと思われます」
と伝えたらストレッチャー組み立てながら

隊員「ドクターですか?!」
私「違います」
隊員「看護師さん?」
私「違います」
隊員「医学生??」
私「…違います」

隊員「あ、じゃあ乗らなくていいや」

・・・・・・・・・。

私はこの時ほど、医師免許が必要だと思ったことはない。
(後日赤羽の救急からお礼の電話はきましたけど)

それにしても、問いかけに「薬剤師」が入らないのは
やっぱり薬剤師は補助も何もできないからじゃないかと
思ったのです。

医師免許取るしかないな。
早くメディカルスクール構想、進まないかな。

この時の扱われ方がやっぱり
すごく心に残っていて
時計は3針のを常に身につけていようとか
そういう小さいことから
やっぱり本気で、医師になろうということまで
幅広く思うわけです。

目の前にいる命に、何かしたい。

だからこそ、こんなところで
こんなことで
へこんでる場合じゃないんだよな、私。

勉強します。完膚なきまで。

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