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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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先週の土曜は
以前私がY大医学部で研修をした時の恩師が上京していたので
渋谷で待ち合わせて6年ぶりに再会しました

6年前の私なんて、まだまだ精神医学の「せ」の字も知らない頃で
あの頃は今よりも色んな岐路の真っ只中にいて
それでいて今より自由だったような
そんな時期でした

会ったら全然変わってなくてびっくりしたけれど
その分なんだか以前の自分と今の自分が
精神的にずいぶん変わってしまったので
どういうスタンスで接したらいいか迷ってしまった。
その先生は見た目があまり変わらないので
中身も変わらないように思っている(と思う)ような印象だったので
気恥ずかしいやら勘弁してほしいやら。
久しぶりだけど色んな話をしました。
でも、以前と違うところは今では敬語を使って話をしていた自分。
そして、要所要所でするすると逃げる自分。
そんなところかな。
気を悪くしてないといいんだけど。

でも
「研究費使いきれないから、もとむら一緒になんかやろうぜ」と
言ってくれたのは嬉しかったなあ。

再会する時
以前の自分はどんなキャラだったんだろうと
考えることがあります
それが昔どういう付き合い方をしていたか
そういうのが思い出せればなおさらそう考える。
だけど全然心配要らない人もいて
そういう人は
昔から必要としつつも尊敬していたからかもしれない。

再会した時に自分がどういうスタンスを求められているかを
判断するという行動が
なんとなくぎこちない気がして
今の自分がありのままで接するしかないと思うのだけど
相する事によって久しぶりに再会した相手が
落胆する事もあると思う

けれども自分は
ずっと生まれた時から私は私のままなはず
曲がったり困ったり悩んだり
泣いたり笑ったり怒ったりしながらも
私はわたしで 同じ自分なんだから
(これを精神科用語で「自我同一性」というのですが)
この連続性をもって 
過去も未来も私に関わっている人たちと
関わって生きたいと思うのです

だから落胆されたって
今の自分のありのままを
見せるしか自分には出来ないのです
それが変化のある人間の
仕組みってことですから。

 

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