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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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天から降って来たような夏休みも
あと一週間になりました。
まためーさんに会えるから
それはそれで楽しい日々の始まりなんだけどね。

来月
一度中止になった親友の結婚式がある。
中止になったあと、彼女の父が亡くなり
彼女には子供が産まれた。
招待の連絡が来たときに
二つ返事で「行くよ」と言った。

だけど私は
彼女のいる青い森に帰るのが怖い。
私の知らない青い森が
どんな風なのか
想像すらつかないのだ。
大学に入る前の年、一度帰ったことがある。
いい年して怒鳴られた。
お前は人間を見る目が無いと
一体何度落胆させるんだと
そう、言われた。

医学部なんて何夢みたいなバカなこと言ってるんだ
薬学部なんか入ってお前が付いていけると思うのか
もういい年なんだから
普通に生きろよ
一切援助も支援もしないからな
やりたいなら勝手に知らないところでやってろ

相変わらず。


私は彼らの子供である前に
一人の人間だ。
そしてもう、彼らの子供といわれるような
親の庇護なしでは生きていけない幼児ではないのだ。
だから私は一人歩きする。

私はまだ
人の親にはなったことはないけれど
私は私の人生で手一杯なうちは
親になんてなれないだろうなあ
それよりも何より
自分の人生と子供の人生を天秤にかけようと
思ってしまうところが既に
まだそういう時期じゃないんだと実感する。

私の親友二人は
もう子供を産んで親になっている。
すごいなー、私なんかまだ学生で勉強や人間関係で
泣いたり笑ったり悩んだりしてるときに
自分から生まれた大きな命を抱いている。

どっちがいいとは言えないけど
(明らかに親は友人のような生き方を望んでいるが)

私は、私の人生をもう一度、しっかり歩きたい。

私がいた
冷たくて長い冬の青い森には
あとどのくらい
暖かいものが残っているのでしょうか


もう一度
青い森を歩いてこよう。

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