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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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モルヒネという本を借りて読んでいました。

ホスピスの医師のもとに、末期癌の元恋人が入所して
くる話。

モルヒネ。
安楽死と尊厳死。

元恋人はモルヒネを請う。 



遠い昔、私は生きることを否定しない代わりに
死ぬことも否定しなかった。
だけどそれは間違いだと気付いた。

人は生きることや死ぬことを選ぶ権利など
持ち合わせていなかった。
細胞は生きることをプログラミングされ
アポトーシスを迎えるまで私たちは生きているしかないのだ。
プログラムされた死を迎えるまで
私たちは大切に生きるしかないのだよ。

人間は時々
それをすることが出来る能力がある事を
それをしてもいい権利があると勘違いをする。

だけど違う。
きっと違うに違いない。

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