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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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朝青龍が仮病?抑うつ状態?急性ストレス障害?神経衰弱?

相変わらずだな~、日本の精神医療って、と思わず笑ってしまう。
神経衰弱も抑うつ状態も「病名」じゃないし
だいたい形成外科医なのか指定医(注:精神保健指定医)なのかはっきりしろよ!
と言いたい・・・
というか 指定医なのになんで形成なんだー 何がやりたいんだー!

形成のカウンセリングと、精神科のカウンセリングは全く別物なのに
日本では「カウンセリング」という一種類でまとめられているのも
大きな問題だと思います。

「あなたのご希望はパッチリした二重ですけど、この辺から切開しますと・・」

っていうのも「カウンセリング」 だし

精神科で

「その時あなたはどう感じたの?」
「辛かったね、その時の気持ちはどんな気持ちでしたか」

っていうのも「カウンセリング」

化粧品売り場のカウンターで
「お客様にはこのお色がお似合いだと思います~」

これも「カウンセリング」

要するに日本は英会話だろうが美容整形だろうか化粧品だろうが
本格的な心理カウンセリングだろうがみーんな「カウンセリング」の一言で
片付けてしまっているのです。そしてそれをしている人はみんな
自分を「カウンセラー」と名乗る。
これでいいのか、日本の精神医療は。

最初の「神経衰弱」(いつの時代だよ・・長らく精神科から離れているのがバレバレ)
と診断した医師が「カウンセリングもやってます」と言ったけれど
カウンセリングの内容も意味合いも目的も全然違うものです

日本のカウンセリング文化をそろそろ根本的に見直さなくてはならないと
私は考えています

カウンセラーの応募で、経験あり、というから聞いたら
育毛カウンセラーやってた、という場合があります(ホント)
だけどその経験で、強迫性障害やPTSDのカウンセリングができるであろうか?!
精神分析や認知行動療法やその他の技法を駆使して
医師やコメディカルと連携した、心理的な援助が果たして可能なのか?

きちんとしたカウンセラー自体、日本にはそういないと思います
まずは日本の精神医療の根本を変えなければならないと思うけど
上にいるのは 堅物ばかり
難しいですね だから日本の精神科は遅れているって言われる
そして 医学部の中でも「誰でもなれる科」「手術もないし、ミスで人を殺すことも無い」
と 学生に思われている
レベルが低くなるのも当然な気がします・・・・

だって先輩たちがそうなんだもの。

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