忍者ブログ
ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
[34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24
今日は久しぶりのお休みです
朝からのんびりしています。

朝家にいると テレビのニュースの精神医学用語が耳につきます
今は1月に起きた 渋谷の妹バラバラ殺人事件と
朝青龍の仮病?病気?(これは昨日書きましたが・・・)

今日は妹バラバラ殺人の被告のお兄さん
「解離性障害」か「回避性人格障害」ではないか・・?みたいな。

どうして日本人は
犯罪者は何らかの精神疾患があるのではないかと
想像してしまうのだろう

今や日本の教育も家庭の環境も変化して
ごく普通の人間が凶悪犯罪とかしてしまう世の中なのです
というより それがすごく悪いこと/してはいけないことであると
そういう意識がそんなに植え付けられてないんですってば。
(ここでいう普通というのは、精神疾患の有無に関わらずという意味です)

精神疾患は隣の別世界ですか?
犯罪は隣の別世界の人間が起こすことでしょうか?

けしてそうではありません。
犯罪と呼ばれるものが 精神疾患のある人によって
「犯罪という認識なく」行われることもあるでしょう

精神鑑定はそういった
「病気によって犯罪ではないという認識で行った行為」を
救うためにあるのです
精神疾患を持っている人間に 犯罪を許すためにあるのではないのです


犯罪のすべてが精神疾患によるものではないのに
全部がそうであってほしい、病気であって欲しいと願っている
それっておかしいでしょう?

今回のこの事件も
やれ解離性障害だ、回避性人格障害だ あーだ こーだ
言うけれど 

別に精神疾患じゃなくたっていいじゃない と 思う・・・

解離性障害の解離は「物忘れでは説明できないほと記憶の欠損がある」
という基準があります
バラバラにした数日後、初日の出に「妹が生きていて、平気な顔して家にいますように」
と願っている被告に、法廷で「覚えていません」といわれたところで

記憶がない=解離 

あまりにも安直すぎて失笑しますよ

日本人は簡単に精神疾患に結び付けすぎる
きちんとした知識も無いから
憶測やありえない病名が飛び交う

そして にわか精神科医や心療内科医というなの「内科医」が登場し
さらにまたおかしな知識を披露し始めることもあるんだよね・・
本気でまともな本物の精神科医も出てきますが
そうそう多くは無いですね

メディアは正しい知識を社会に発信する義務がある
それを怠り やらせや隠しマイク 
そういった「無理やりスクープ作りたい」気持ち
(この流れで行けば、こういう人達も精神疾患にしてしまうのでは・・?)

日本は見直さなければならないと思う
精神科、精神疾患に対して今までしてきた数々の仕打ちを
そしてメディアは
それを反省し 正しい知識をシャワーのように浴びせなければ
イジメも偏見も 無くなるはずは無いのだから

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
木蓮
性別:
非公開
自己紹介:
山へ行けばわかるよ
カウンター
最新コメント
[05/07 pochi]
[05/01 moto]
[05/01 moto]
[05/01 バード]
[04/29 pepipo]
忍者ブログ [PR]