忍者ブログ
ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
[171]  [170]  [169]  [168]  [167]  [166]  [165]  [164]  [163]  [162]  [161
もうすぐ高校時代に出会った、
本当の「友達」と呼べる私の大切な友人の一人が 
子供を産みます
私の大切な大切な友達は
私が高校の3年間を共に過ごした大切な
仲間でもあります

そろそろ産まれるだろうなと思って
メールを送ったら
彼女がお礼のお返事と共に、こんなことを
書いて送ってきました

「あなたは私たちの希望の星なんだから」

私はたった一人ぼっちで
青い森から離れ
いつまでも夢をあきらめ切れずに
いつまでも現実に反旗を翻し
ここでいいやと 自分を納得させることもできなかった。
そんな私のことを、彼女とその周りの人たちは
「希望の星」だと言うのです

彼女達にとっては
大学を卒業し、地元に戻り、就職をして
結婚をして 子供を産むという
そんな一連の平和的流れと
そして地元という 彼女達の中できっと
一番心地よい場所で生きているけど
レールの上に乗った順調な毎日には
私のような馬鹿が
うらやましく思えるらしい。

単なる諦めの悪いアホだと思うのにね。

私にとってみたら
彼女達の方がよほど羨ましく思えていたのです
高校時代は成績順にクラスが分けられるのですが
私を希望の星だという彼女達は皆
「できクラス」と呼ばれる最優秀クラスに存在して
全員が現役で大学に合格して
ストレートで就職して 夢に向かって
そんな人達なんですよ
それなのに ここにきて私に「希望の星」と言うのは
私のあきらめの悪い生き方が
自分にもできるんだという そんな 
きっと希望が映せるからなんだろうな

自分達は一通り通り過ぎてきた道程を
遠くの私が 今になって
再び通り抜けようともがいている

たった一人 こんな都会で

たった一人だよ。

みんなの希望の星は

一番星目指して 

最後まで瞬き続けているからね。




拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
木蓮
性別:
非公開
自己紹介:
山へ行けばわかるよ
カウンター
最新コメント
[05/07 pochi]
[05/01 moto]
[05/01 moto]
[05/01 バード]
[04/29 pepipo]
忍者ブログ [PR]