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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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あなたがいないことに
私は打ちのめされていて
あなたがいないことが
分かりきっているのに
私はあなたをただ求めては傷ついて
四角い私はいつの間にか
転がって傷ついて
角が欠けていったみたい
水が流れて磨かれて
気がついたらいつの間にか
透明なまん丸になっていた
あなたがいないことに
目をそらしては傷ついて
見つめては傷ついて。

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覚えていてね
思い出してね
桜の花の咲くころに
覚えていてね
思い出してね
風の強い春の日には。

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私の存在をめぐるまなざしは
いつしかひとつになって
ただ大切な
ただただ大切に
その気持ちだけでいっぱいです

自信を取り戻して
新しく生きていけるって
単なる偶然かと思っていてけど
そんな事はなくて
行動して変わりながらも
変わらない想いが

いつしか手のひらに溢れて
こぼれそうになりながらも
この手からきらきらと流れて消える

月の光は穏やかで

私はそれを愛して求めて

ようやく月にたどり着いた

今こうして私は

存在していて良かった

存在をめぐるまなざしが
優しい光に変わる

静かな夜だよ。

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おおきなおおきな穴に
美しい水が湧いて
それはそれは、美しい湖ができました

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忘れることも
怒ることも
叫ぶことさえできないのは
悲しいことを伝えることも
泣きわめくことさえできないのは
私にそれを背負えということ

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伸ばしたその手が掴んだのは
あたたかく柔らかい手で
さよならと手をふるその少し前に
つないだばかりの新しい手だった 

今はもう
つないでいないといけない手
もう、離せない手。

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蒼いトマトが
棄てられているように
私のなかの、蒼い部分が
どんどん捨てられていく

役にたたなくて
美味しくなくて
硬くて食べられないの

でも熟せば普通のトマトなの
美味しいトマトになるはずなのに
人間は待てないし
時間はもっと待ってはくれない

私の中の棄てられるはずの蒼いトマト

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ブログを書いてない間に
古池の夢を見たんです。

夢を見るたび、少しずつ
古池との距離が縮んでいく。
いつか最後に古池がこっちを向いて笑ったら
もう、古池の夢は見なくなるんだろうと思っていた。

まるで昔私が
小学校の校舎にいる夢を
ずっと見ていた時のように
最後に校舎をくまなく回って
もう、その夢は見なくなった時のように。

高校の階段で
いつまでも話しかけられない手嶋先生の夢を見続け
最後に手嶋先生に話しかける夢をみて
もう、先生が夢に出て来なくなったように。

津波で流された祖母の漁師小屋の前で
古池が取材をしている所に出くわして
私は一歩も動けなかった。
ただ、彼を見ていた。

背の高いその姿を
はにかんだ笑顔を
震えた声を

メガネの向こうの優しい瞳
マイクを持つその大きな手
いつか私を撫でてくれた手を
抱きしめてくれた長い腕を
私は遠くで、ただただ見ていた。

ふと
古池が私に気付いて
驚いたようにその大きな目を
もっと大きくして
私の側に、歩いてきた。
何か私に言っている。
怒ってはいない。
ただただ、優しい顔だった。

そこで目が覚めて
私はこれで、古池への気持ちを
終わらせなくてはならないことを知ったのです。


古池は今
報道に移動して
忙しい日々を過ごしているだろう。
二人の女の子にも恵まれて
幸せな家庭を気づいているだろう。
あなたが夢にまで見た、幸せな家庭を。

私は東京の空の下
相変わらずやっているよ

もう私が知っているあなたより
私は随分年を取って
大人になったかな

あなたも好きだった
猫を飼っているよ

私はまだまだ、夢を追い続けています。

あなたは私を救い出してくれた。
金魚すくいみたいにひょいっと。

今でもあなたが大好きです。
でも
青森がキライだった。


ごめんね。

夢に出てきてくれて
ありがとう。





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4日間(活動はまる3日間でしたが)の活動を終えて
帰ってきました。

私は避難所を回ったり
保健師さんからチェックされていた方の
自宅を一軒一軒訪問したり
消防署を回って面談したり
仮設住宅に入る前の住民の方を集めた
グループワークにファシリテーターとして参加したりしてきました。

石巻や、岩沼の状態は
一言で言うと、「落差が激しい」ということ。

被害状況もそうだし
避難所の境遇もそう。

道路の右をみれば海岸まで泥一面で
住宅など一軒も残っていないのに
左をみれば電気の煌々とついた住宅街が
まるで何もなかったのかのように立ち並んでいる。

避難所に何十人もいるところもあれば
もうほとんどが仮設住宅に移動して
避難所の体育館にはほとんどいなかったり。

物資が有り余っているものもあれば
極端に不足しているものもある。
ボランティアと称する団体が大量に
存在している避難所があるかと思えば
拠点避難所として最後まで
閉鎖されない予定の避難所には
ピースボートと日本赤十字と自衛隊しかいなかったり。

朝食がない避難所があるかと思えば
朝から菓子パン+味噌汁という組み合わせの避難所があったり
かと思えば芸能人が入れ替わり立ち代わりやってきて
やれたこ焼きだ、〇〇だと振舞っている所もある

芸能人が来てくれるところや
ボランティアが大量に乗り込むところは
テレビで盛んに報道されるところだけ。
他は「忘れられているのではないか」と思うほど
穏やかなというか、ひっそりとした避難生活でした。
しかし逆にそのような場所は
常にプライバシーに踏み込まれるという面もあるのでした。

この活動に行った後
色々な人に

「何か得られるものはありましたか?」

と聞かれます。

でも、私はこの質問に窮してしまうのです。
何かを見つけに行ったわけではないからです。
何かを得ようとして行ったからではないからです。
ただ、一生懸命 被災地で
求められた活動をしただけです。

何かを得に行くような
「自分探しボランティア」が
悪いとは言いません。
だけど、私はそれをしに行ったわけじゃない。
自分の使命として行って活動の手伝いをしただけです。
だから、帰ってきても、何も変わっていません。
むしろ、もっと居たいと思いました。
こんな短時間じゃなにも出来ない。
継続的な支援が必要なんだと思いながら
被災地を後にしてきました。

何も得ていないことに対して
怒らないでくださいね。
被災地への派遣や、被災地での活動は
私にとって「自分に何かを得るためのツール」では
無かっただけですから。



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晴れた空が見えたら
あなたに会いにいく。

心の雨が上がったら 
あなたに会いにいく。

私は

あなたに会いに行くよ。

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本当の私は
誰にも見せない。
悲しい顔も
悔しい顔も
本当の私は
誰にも見せない。


だけど
自分の鎧を脱いだら
どれもこれも自分で
受け入れられずに、ぼろぼろこぼれる
悲しいかな、自分の欠片


だけどこの軽さは何だろう?

生きるのに邪魔な重さは
手放すのがとても怖い。

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昨日は服部祐民子のラストライブに行ってきました。

一旦活動を休止して盛岡に帰るという。
好きな人と生きることを一旦決断したんだそうですが
服部さんに憧れて歌を歌ったり
ギターを弾きはじめたり
タバコを吸ったり(大学入って止めたけど)していた私には
私の心を代弁してくれる彼女が一旦いなくなることが
淋しくて、切ない。


ライブで色んなことを思い出しては泣いてしまっていた私ですが
昨日は泣かずに全部歌い切った。


服部祐民子が好きだった
古池の事を思い出したよ。
古池の今は私は知ることが出来ないから
今の古池はそっくりな笑い方するビタミン先生にスライドする。


きっと傍にいたら
こんな風に笑うんだろうな。

君の手を離して
僕は夢を選んだ
君の言葉をつないで
僕は
歩いてきた


このまま会わずにいたら君は
僕を忘れてしまうだろうか…

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あなたの欲しいものは何処にありますか

私が進むべき未来は何処にありますか


まだ小さくて見えない
まるで遠くの星のように
瞬きだけが確実に為される
その小さな星。


私は相変わらず
何かが見えないでいる

でもそれは恐らく
とても大事なものなのだ。


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傷付けても傷付いても
幸せも試練も

それもまた、人生

もしも人生が運命で決められていたとしても

そこには必ず、自分自身の決断がある。

運命とは決して敷かれたレールなどではない
人生の中の自己決断の積み重ねだ。

そう考えると
もしかしたら私は大きな勘違いをしていたかも知れない。

本当は
運命とは自分の歩いてきた道であり
人生とは、これから歩む道標の事だったんだ。

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あなたの振りかざす正義は
誰も幸せにしない。

あなたの振りかざす正義は
ただの頭の悪い
正義でもなんでもない
自己満足にすぎない。

誰に利益があるか
誰に不利益なのか
全く考えようとしない
ただ、「決まりだから」というのが根拠の

誰も幸せにしない訴えだよ、それは。

自分の正義を振りかざしたいだけ。
何のためための正義だ、それは

もはや正義でも何でもないのでは?

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