忍者ブログ
ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
[284]  [283]  [282]  [281]  [280]  [279]  [278]  [277]  [276]  [275]  [274
本日は有機化学の中間試験。
ちょうど体調に大波が来ていて、眠くてここ一週間ほど講義中も
どんなに前の日寝てもつい気づくと瞬間睡眠に陥っているという状況で
勉強は老体に鞭打ち(そう若くないですからね)何とか睡魔との闘いで
していたのですが、自分的には量的にいまいち不安感を抱いたまま
当日を迎えました。

有機化学は大学で出会った私の一番好きな科目です。
みんな嫌いだ嫌いだというけれど、私は大学生活の中で
有機化学が一番好きなのです。
なんといってもあの美しい理論に惹かれます。
論理的な動きで分子が出来上がっていくなんて。
しかもそれを人間の手で、その美しい理論を使って作り上げることができるなんて。
ああ、なんて美しい学問なんだろう。まるで女神さまのよう。
特に反応機構が好き。
超理論的なあの電子の動きがたまらんです。
(こーなると理系の怪しさ満点ですね)

駄菓子菓子

だがしかし・・・・

有機の女神さまにはなかなか振り向いてもらえず
テストではいつもこっぴどく振られまくっています。
有機Ⅰの時なんか、学生集めて有機の分からないところを
みんなに細かく教えてあげたりして。
教えたみんなは無事軒並み高得点をゲットし
当の私はというと赤点ぎりぎりで 先生にも

「もとむら、もっと取れると思って期待してたのに。」

なんてがっかりされてました。
そりゃそうだよ。私だってなぜこの点数になる答えを
当日導き出したかが自分でも謎。
あまりに納得いかないので、後でもう一回テストを解きなおし
させてもらいました。
そしたらちゃんと高得点をゲット!(意味無いが)
続く有機Ⅱは、一番大好きな科目だったので
後回しにしたのが間違いのもとで
こつこつ積み重ねが大事な有機化学は
一日二日の詰め込み知識じゃいかんのですよ。
しかも最悪なことにスケジュール的に3日前に有機の補講が入り
そこで一気に100ページ近く進むという暴挙。
当日まで結局範囲を網羅できずに試験に臨んでしまい
もちろん女神さまにはこっぴどく振られ
一度も今のところ微笑んでもらったことがないのです。
ふー。

そして今日のテスト。
前の日まで反応機構を何度も繰り返し書いて
過去問をといて、宿題を見直し
今日のテストに臨んだのですが
試験開始10分後、さっき開始前にトイレ行ったばかりなのに
冷え切った机と椅子と教室にやられたのか
トイレに行きたくなり
トイレに行きたい・・・
トイレ・・・・
うー・・・・・・・
我慢できない・・・・・・
どうしよ・・・
トイレに行きたい
トイレ行ったらもう教室帰ってこれないよな・・・
でも今まだ始まって10分しか経ってないよ・・・
しかも全然といてないよ・・・
トイレに行きたい・・・
寒すぎる・・・


と、トイレに行くのを我慢するのに思考回路のほぼ半分以上を
使ってしまい
まともに炭素数やら立体配置なんかを考えている余裕がなかった・・・・・・
というよりも思考を化学に戻せなかった・・・

しかも帰ってきて上司(医師)の一言が

「漏らしてでもいいから試験に集中しろっ。オペ中にトイレに
行きたくなったらどーすんだコラ」

ごもっとも・・・・

ん?!

いやいや!
漏らせませんから!
というか理性が働いてそんなこと出来ない!


有機の女神さまにはいつまで嫌われ続けるのだろうか・・・・。


拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< 存在日和 HOME りんご >>
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
木蓮
性別:
非公開
自己紹介:
山へ行けばわかるよ
カウンター
最新コメント
[05/07 pochi]
[05/01 moto]
[05/01 moto]
[05/01 バード]
[04/29 pepipo]
忍者ブログ [PR]