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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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悲しくなるから見なきゃいいのに。
辛くて切なくなるから知らなきゃいいのに。
そういうことが沢山あるけれど
まだ心の片隅にある。

記憶を消す薬ができた、とヤフーか何かのニュースで出ていましたが
本当にそういう薬があるのなら使ってみたいような気がする今日この頃です。
基本的に経験は何をもってしてもしないよりはしてみたほうがいいと思う
私ですが(他人に害を与えるものを除く)
心がそれほどしっかりしたまま大人にならなかった私には
過去の記憶で心が折れそうになることが多々あるのです。
だけど記憶を消してなかったことにすることは
私にとって現実から逃げること。
私が苦しめてしまった誰かの償いは
こうして記憶に時々現れては私を苦しめて
それがその人の復讐だと思うことにしようと
思ったけど
やっぱりそんな人じゃないからな~

大きな交通事故を起こしたと聞いて
泣きながら病院へ行ったあの日。
どうして。
大学もさぼって授業もどうでもよかった。
ただただ、すぐに病院へ向かった。
お金なんてほんとに余裕がなかったのに。
月3000円しか食費に使う余裕がなかった私は
会いたいときに会いに行ってあげられず
こんな結果になってしまい
今は悔やんでも悔やみきれないほど
二人の世界は離れてしまった。
この重圧からいくら逃れようとしても逃れきれない。
忘れようとしても忘れることはない。
私の中で段ボールに入れて金庫にしまった
それでもぎゅうぎゅうに思いは詰まって
私の心に時々こつんと訴えかける。
この間の夢のように。

ああ、このところの私は苦しんでるなあ。

記憶を消すことができるのなら楽なのに
私はただただ、苦しんで悔やんで泣くことしかできないよ。
古池より先に、私が死んでしまえばよかったなあと
頭をよぎる 今日この頃。

生きていることは、死ぬことより辛い。
だけどそれを乗り越えなければきっと私は
何も前に進まず
人生のあの地点で うずくまったままなんです。


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