忍者ブログ
ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
[280]  [279]  [278]  [277]  [276]  [275]  [274]  [273]  [272]  [271]  [270
私のいつも使う通学電車には、近所の有名私立小学生が
沢山乗り込んでいます。
そして私のように、大学生も、会社員も乗り込みます。
さらに、朝デイケアに通う障害者の方々もいます。
そんな中で私がいつも見ていて気になること、気分が
悪くなることがあるのです。
それは有名私立小学校の生徒が、障害者の方に対して


「今日もあの変な人いるよー!」
「コワイね~」「気持ち悪い」
「ねー、見に行こうよ」

と言い、そばについてじろじろ見たり、あわよくば
文句の一言でも言いたげな雰囲気で取り巻くのです。
これが毎朝繰り広げられるのです。
見かねた大人たちがたまに、

「見ちゃいけません」

と注意したりするのですが、私はその注意の仕方も
納得いかないわけです。それじゃあいつまで経ったって
正しい知識は身につかないはずです。

障害は、何も目に見える体の障害ばかりではありません。
体の障害については、手を貸しましょうとか、変な目で
見ないだとか、散々教育してるし、24時間テレビなどで
大々的にサポートを訴えています。だからこそ違和感が
無いのです。
けれど精神の障害についてはどうでしょうか。
未だに日本人は見てみないふり、見てはいけないもの
という考えです。
だからまったく精神障害に対する正しい知識が無く、
いつまでもただただ恐怖心を抱くか白い目で見るかでは
ないでしょうか。

日本は精神というものの取り扱いを誤ったと思う。
誰もが持っている精神なのに。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< HOME 医師会と >>
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
木蓮
性別:
非公開
自己紹介:
山へ行けばわかるよ
カウンター
最新コメント
[05/07 pochi]
[05/01 moto]
[05/01 moto]
[05/01 バード]
[04/29 pepipo]
忍者ブログ [PR]