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ことばは矢のように、あなたのこころに突き刺さる。 あやふやで不安になることばも その傷が癒えることばも。
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私のいつも使う通学電車には、近所の有名私立小学生が
沢山乗り込んでいます。
そして私のように、大学生も、会社員も乗り込みます。
さらに、朝デイケアに通う障害者の方々もいます。
そんな中で私がいつも見ていて気になること、気分が
悪くなることがあるのです。
それは有名私立小学校の生徒が、障害者の方に対して


「今日もあの変な人いるよー!」
「コワイね~」「気持ち悪い」
「ねー、見に行こうよ」

と言い、そばについてじろじろ見たり、あわよくば
文句の一言でも言いたげな雰囲気で取り巻くのです。
これが毎朝繰り広げられるのです。
見かねた大人たちがたまに、

「見ちゃいけません」

と注意したりするのですが、私はその注意の仕方も
納得いかないわけです。それじゃあいつまで経ったって
正しい知識は身につかないはずです。

障害は、何も目に見える体の障害ばかりではありません。
体の障害については、手を貸しましょうとか、変な目で
見ないだとか、散々教育してるし、24時間テレビなどで
大々的にサポートを訴えています。だからこそ違和感が
無いのです。
けれど精神の障害についてはどうでしょうか。
未だに日本人は見てみないふり、見てはいけないもの
という考えです。
だからまったく精神障害に対する正しい知識が無く、
いつまでもただただ恐怖心を抱くか白い目で見るかでは
ないでしょうか。

日本は精神というものの取り扱いを誤ったと思う。
誰もが持っている精神なのに。

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