前々から自分は
学生に向いてないとは感じていたけど
その原因が何となく判ってきた。
私は多分、世の中に対する科学的な(物が殆どだが)物の見方や
不思議だなあと感じる視点が小学生並なのだ。
視点が小学生なので、ありとあらゆる興味が不思議に変わり
それを「どうしてだろうねー」で小学生のように
終わらせる事ができず
今出来る自分や回りの能力の最大限を使って
その疑問を解決(解明)したくなる。
納得いかないといつまでもとことん気になる。
知識を「そんなもの」として疑問なんか持たずに
たた゛記憶する作業をすれば”いい学生”なら
”いい学生”になれるなら
私はきっと
一生かかってもなれないかもしれない。
学生として素直に
「こういうもんだ。」で自分を
納得させることが私は
どうしても 違和感がある。
これじゃ学生に向いてないよなぁ。
お祭りだー、と思っていた試験も無事終わりました。
無事、って全然無事じゃないんですけど。
あー、あんなに遅くまで毎日のように教えて下さった
ビタミン先生他教官の皆さまごめんなさい。
皆さんのおかげで全部の問題が理解できましたが
私の計算力のなさのおかげで台無しにしました。
ごめんなさい。
考え方も合っていて、式も正しいのに
計算が出来ない・・(致命的)
今日は本当はビタミンB12の構造式のポスターをもらいに
煙研に行こうかとも思ったけれど
あまりの試験の出来の悪さに行く気も失せ(でもポスター欲しい・・)
ハイテンションで帰ってきました。
帰ってきてもただいまを言う相手もいないんですけどね。
だったら煙研に行けばよかった・・・
試験終わって隣の会場にいる友達を探しに覗いてみたら
いましたねービタミン先生。(申し訳なくて目を合わせられない)
はー。
ため息しか出ない・・・
それにしても何でこんなに計算ができないんだろう。
こつこつ計算力をアップさせるために自主トレでもするか。
計算ドリルとか。
頭をよくぶつけていたから、脳細胞がやられてしまった
のだろうか・・・
心を入れ替えて、今日の問題を解きなおしてみようっと。
私は他の学生に比べて
化学がとても苦手だということと
勉強からしばらく遠ざかっていたというハンディがある
でもね
言い訳したくないし、負けたくないの。
私も類にもれず、油断すると色んな言い訳を探し始める
「仕事してるから」「学校の勉強からしばらく離れているから」
「独り暮らしだから」「お金がないから」etc・・
でも違う。
そうじゃない。
自分から逃げない。
煙先生に「お前は妥協できない、少しは妥協を覚えろ」って
言われたけど
ごめんね先生
私は納得したいのよ 腑に落ちて見たいの
やりきったって、もうこれ以上できませんって。
限界は天高くに、だから、ね。
生きるんなら限界に挑戦するのが筋だ。
冷静に読んだらすごいですね
私のなかの 暗黒な部分が
存分に撒き散らしてありますね・・・
なんでだろ
たぶんきっと季節のせいだ。
そして都会に住んでいるせいかもしれない。
今ふと思ったけれど
今通っている大学は陸の孤島みたいな
ここ、関東か?というような
山の上に建っている
もちろんキャンパスは半分林の中。
異様に落ち着く。
住み着きたいくらいだ。
(多分その願望が叶えられる日もそう遠くは無いだろう)
そこにいる時は
「私はここにいていいのか」と自問自答はするけれど
寒いとは思わない。
多分植物が生えているからだと思う。(=土がある)
こうなると北先生の一言が身にしみる。
「人間土がないとこじゃダメになる」
・・・・・言えてる。
私が今住んでいるところは住宅街で
マンションぱっかりで
コンクリート帝国なわけですよ
コンクリートって見た目も冷たいけれど
事実 触ると冷たいでしょ
それがこの季節
鉛色の空気とシンクロして
さらに 重苦しく感じるんですよ
重苦しくて息苦しくて寒い。
こういう季節
あんまり好きではないんだよね
でも 私は帰れる故郷がないので
ここできっと 生きていくしかないんだな
今日も懲りずに煙先生のところへ。
友達が教科書を盗まれた(!)とのことで、その相談。
と理由をつけているけれど
本当は煙研究室が居心地よくて仕方ないんですよ。
この煙研に居心地よさを感じるから
教官たちからマークされる原因でもあるんでしょうけど・・・
煙研に行くと、実習にいつも行っていて居ないビタミン先生が
今日はいてくれたので
もうすぐテスト祭りがあるので
すっかりお世話になってきました。
今日はなんかね
午前中は緊張するお仕事を一つやってきたので
それが終わってからはすっかり気が抜けて
よく笑ってました・・・
良くわからないけど、ビタミン先生と一緒にいて
やたら楽しかった(笑)
しかも途中で小助手さん(お友達)登場して
さらに楽しくなってしまいました・・・って
何やってんだ 私
こんなに勉強してはいるけれど
私は国家試験を受けて免許をとりたいか?
答えは多分イエスでもノーでもないだろう
でも その先にあるもの
それが見たいんだよ私は。
そして私が捨てた青森にいる
大切だった忘れ形見に
いつか 会う理由が欲しいのかもしれない。
もう会えないけど
風の便りで届いて欲しい。
私が 生きていることを。
私はあの日から、あなたを死なせないと誓ったんだ。
研究室でちょっとした誕生日会が開かれていました。
実験の見学から帰ってきたら
「おいでおいで~」
と手招きされました。
煙先生と飲むのは初めてだったけど
煙先生の人間としての存在感や信念
私なんかただのガキだと思った。
私は ここにいる意味が 時々 判 ら な く な る
「お前は妥協が出来ない」
煙先生は私にそう言った。
自分ではそう思ったことも無かったから
驚いたけど その通りだと思った。
私は私の生きたいように生きたい。
人間らしく生きると決めたあの日から
私は私の人生を生き直していたんだ
あれからもうすぐ5年。
私は私らしく生きられていますか
私は私の存在を巡って
人として一人で生きて行けていますか
私は私だけの人生を
歩けていますか。
初めて会った時は補習授業の時で、その時は
「こんな嫌味な先生が存在していいのか」とか思ったわけで
その後は居るのは知っていたけど話すとか別に興味なかったわけですよ。
教え方もそんなに上手いわけじゃないし
(ビタミン先生は頭がいい人の罠にはまっている)
特にこれといった興味もないし
研究室も生薬だったから縁もないわけで
わざわざ質問しにいく必要性もないわけで
どちらかというと避けたいタイプのカテゴリーだったのですよ
なのでこの先お世話になることもお目にかかることも無いと思って
過ごしていたわけです
でも、ビタミン先生は煙先生の研究室ってのが罠。
煙先生はいつも相談に乗ってくれる頼もしい学生部長です
煙研究室も色んな人が来て、コーヒーの香りがして
居心地いいわけですよ
適度に温かく
適度に乱雑で
適度に放置されるから
煙先生と話しているところに
たまたまビタミン先生が来て
「勉強教えてやろうか?」とか話しかけて来た訳です
でもね、私化学が苦手で嫌いな領域に差し掛かる寸前なので
易しい教え方してくれないと付いて行けないんですよ
でもそしたら
意気揚々とビタミンの話をし始めたわけですよ
自分の研究の話
そしてその話を聴いているうちに
ビタミンB12の構造を見せられてですね
美しいとか思っちゃったわけですよ、ビタミンB12を。
ビタミンが美しいものだと思わされちゃったわけですよ。
ビタミンB12ってすげー。って。
キレイだなーって。
・・・・アホか私は。
素人にここまで思わせることが出来るって
ある意味普通の人なわけないんですよ
これだけ人の脳に直接ビタミンを焼き付けることが出来るって
そうそういない人種だと思います
それが出来る人なのだったら
他のこともそのぐらいのインパクトで私の脳にも
刷り込み可能なわけです
これが何を意味するか
研究してる人なら少しわかるかもね
今まで色んな天才を見てきたし
一緒にいろんなことをやってもきたけど
自分の専門分野に近い人は始めてだから
余計そう思ったんだろうな(自己分析)
だから側に居てみたいと思ったんだね
この人の側で色んなものが見てみたいと。
でもめんどくさいことが起こりそう
日本人ってホントにめんどくさいし
学生って学生のうちは
目に見えるものにしか興味ないからなあ。
ビタミン先生がそのあたり凡人じゃないことを祈っている。。。
学生に解説させる演習があります。
一つの問題について議論する力や、説明する能力や、
問題解決能力を養う練習をするのですよ。
つまり、ディスカッション能力を養う時間というわけ。
でも日本人は ディスカッションと言い争いの区別が付かないので
質問をぶつけることは、相手を不快にすることと思ってしまう。
だから演習の時間に質問や疑問を手を挙げてまで
ぶつけるやつなんていないのだ。
私はエンジニアたたきあげ?
カンファでこてんぱんにされたり・したりしてるわけで、
あとは自分が何かを知らないことに
恥ずかしいと思ったりしないタイプなので
質問したり、疑問をぶつけたりを普通にするわけです。皆の前で。
判ってないと質問に窮するし、分かっていればテキパキ答えてくれて、
モヤモヤっとしていた所ははすっきり解決。
でも、昨日ある人に
「質問に答えられず不快な思いをさせてごめんなさい」
と言われた。
別に不快になってもいないし
あなたをいじめてるわけでも毛頭ないのだよ 私は。
そこは「ごめんなさい」と言うべきところか?
青森出身の助手さんと話す機会がありまして
久しぶりに青森を思い切り思い出しました
私にとって青森とは
帰りたくても帰れない故郷です
色んな思い出がありすぎて
どう処理していいのか判らないというのも事実
その助手さんはしょっちゅう青森に帰ると話しており
私が
「私、めったに帰らないです」と言うと
えええっ!! なんでー!! と?の嵐。
そりゃそうだ。青森は郷土愛が強いのが特徴なのだ。
なんでかしらんが。
そりゃ私だって青森が好きさ。
というか嫌いではない。
かといって、青森に帰りたいと夢見るか?と聞かれたら
答えはNoだ。
もうすぐ私は青森で暮らした時間と
青森を飛び出してからの時間が同じになる
私にとって 青森は思い出の地になってしまっているのだ。
時々思い出すくらいでも
再び暮らそうとは思わない。
だけど青森に私は
大切なものを捨ててきた。
君の手を離して
僕は 夢を選んだ
君の手を離して
僕は
夢を叶えた
そしてこのまま会わずにいたら君は
僕を忘れてしまうだろうか
いくつもの優しい日々も 全て
無くしてしまうのだろうか
昨日よりはだいぶましになってきました。
先週金曜日は念願かなって?北先生とご飯。
北先生も風邪引いていました(スミマセン)が、私の話に付き合ってくれました。
本当はもう少し喋りたいことがあったのだけれど、なんだか今回は以前となんだか
違った雰囲気というか、たぶん私が一杯一杯だったんでしょうね・・
あまり上手く色んなことを話せずに時間が過ぎてしまいました。
たぶん自分がブレていたんだろうなあ、と思います。
それにしても北先生
具合悪い中良く分らない私の誘いに乗っていただき
ありがとうです。そしてご馳走様でした☆
最近所長からメールで
「用のない時はこないで」
(とは言われていませんが、要するにそういう意味のこと)
というようなことを言われて??!!な日々でした
要するに
相談でも、質問でもない時に、異性の学生が
部屋にいると困るらしいのです
今まで全然困ってなかったのに一体どうしたんだ!?
誰かに何か言われたか?
それとも突然気づいた?
にしても、こっちは意識してないからショックというか
逆に腹が立ったというか・・
だって失礼でしょ、そういうの。
そういうことを考える人ではないと思っていただけに
余計にガーンときたというか。
鈴先生みたいに
「おれは気にしないタイプ」
と言い切って
学生と付き合ってると噂される方がよっぽど私にとって
あっぱれだ。
私はたとえ先生が学生と付き合ってようが関係ないけどね
鈴先生が嫌いになるわけでも、軽蔑するわけでもない。
だって、鈴先生の人間性には全く関係の無いことなので。