もう日曜日も半分終わり。
のんびり朝寝坊できるのは日曜日だけなのですが
そんな日に限ってつい寝ていられず8時には目が覚めてしまいます。
と言ってもいつも6時起きなので、2時間も長く寝てるんですけどね・・・
今日は朝から凄いむしむししていて
そのせいで布団にいられなかったのもあります
梅雨あけももうすぐなのかなあ。
毎年梅雨だー 嫌だー と思いつつ
なんだか結構あっという間に梅雨が終わってる気が
しないでもありません
日差しが日に日に強さを増して
もうすぐ夏だなあという気がします
本当に一年って過ぎるのが早いです
振り返る暇もないくらい 毎日が台風のように過ぎていきます
講義中の10分は凄く長いのに
気がついたらもう一週間過ぎている。
ついにさっきエアコンをデビューさせました
こんな日は本当は家にいないで、冷房の効いた場所に
お邪魔するのが良いんだろうね、大学とか。
と言う私も、今日はこれからお仕事です
今私がいる職場に
新たに社長をとある心理系の学校を経営している法人の
元社長を迎え入れようとしています
傾きかけたその法人を立て直すために
社長に祭り上げられたその人は
法人の建て直しが済んだら
あっさり用済みとばかりに会社を追い出されてしまったのです
器量よし、顔よし、経営の才あり。
だけどそれがもともといた経営陣には
疎ましく思えてしまったようなのです
やだねえ。
その迎え入れ計画は
実は私と社長の二人しか今のところ知りません。
今日はその方がうちで社長をしてくれるかどうか
経営状況検討に来るのです
でもまさか、誰もいない職場(今日はクリニックは診療あるけどカウンセリングは休み)に
一人ほったらかしておくことはできないので
私が行ってなんやかんやと説明したりするわけです
休みなのに。
テストなのに。
そんな事言いた気もするけど
勉強してないやつがたとえば時間をもらったからといって
それを全部勉強に費やすかと言われたら
実は結構そうでは無いと思います
だって勉強以外のこともやってないから
そっちについ時間取っちゃうのが意思の弱い人間の性ってもんです。
私も然り。
さあ、準備して出かけましょうかね
・・・・・でも暑い
3週間の物理系実習ももう残すところ
あとたったの一週間です。
最初「うげー!3週間もあるのかよ!」とか
思っていたのですが
物理系実習って担当の先生が好きな人ばっかり(と言っても
メイン二人が好きなだけなのだけど)だったんですよ
所長ともう一人、やっしぃ(勝手に命名。。本名出せないので)先生が
担当なのですが
所長はもともと大好きだったのですが
このもう一人のやっしぃ先生が面白すぎです
毎日ツボにハマリまくってます
延々と実習の説明を続けているうちに
一人、また一人と学生がこっくりこっくり船を漕ぎ出したら
やっしぃ先生が一言
「長くなりまして聞くに堪えなくなってきたかと思いますが
大事な説明なのでしっかりと聞くように」
もとむら吹きました。
自分の説明を
「聞くに堪えない」って 自分で言うなっつうの(笑)
それを寝ないで聞いてた私はどうしてくれるよ~!
その後も毎日のようにツボ。
ピペットに薬品を吸い込ませるためのゴム球で
安全ピペッターっていうのがあるのですが
薬物によっては吸い込みが失敗するとそのゴム球の中に
薬物が入ってしまって、ゴムが溶けちゃうわけです
そうするともうそれは使えないので捨てるしかないのですが
学生実習で多分40個くらいはダメにしてるみたいで
「今日こそ安全ピペッターの犠牲者を出さないように
ご協力おねがいします」
犠牲者って・・・・
先生の中ではもはや人ですか。
OHPで教科書映して
「ここに線を引く!ここ重要です!」って言って
散々説明した後に
「すいません、映ってませんでした」
おい・・・。
とにかくツボ。
こんなに天然な先生が居たとは。
昨日は早めに実習が終わったので
肩につきそうなくらい伸びていて、実習中は後ろに一つに
結わえていた髪を
一気に15センチほどバッサリ切ってきました。
雑誌のモデルさんみたいな髪型にしたかったのですが
いかんせん元が違うので無理だったようです
しかしあまりに急激に長さが変わったためか
女性の髪の長さに気づかない男子でもあからさまにその
短さが分かったらしく
いろんな人から
「結構バッサリ切りましたね~」
と声かけられました。
そうそう、階段で今日鈴先生も見かけたけど、
私だと認識したかは謎です・・・
それから
昨日すごい雨だったので
今朝大学で例のきのこ達がどうなっているか
恐る恐る見に行って見たら
1日で10センチ以上伸びていたので驚きました
きのこって植物ではないけど
このスピードって凄いですね
一時間に1ミリ以上伸びているってことですよね
すごいスピードですよね
定点カメラで観察したいです
きのこについてここ数日考える機会ができたのだけど
きのこってあんなに小さいのに、人間に中毒を起こしたり
酷い時にはアルカロイドで死に至らしめたりするわけです
こんなに小さいのに、地中からの養分だけで
それほど強い毒物を合成できるって凄いです
ものすごいシステムがあるんですよね
きのこの体の中に
人間が作った大きなプラントなんかより
ずっと単純で ずっと効率的な生合成という工場が
あんな小さい中に備わっているんです
そんな事を考えていたら
去年も似たようなこと
そう ビタミンB12 の生合成について
すごいなあ
自然って凄いなあとか
考えていたことと同じような気持ちになりました
やっぱり天然物化学ってすごいなあ
試験前に
またアホになりつつある
もとでした
私は小さい頃からきのこ好きです。
きのこを見るのが好きで
小学生の頃、500円の小遣い(月)のくせに
1200円くらいのきのこ図鑑を買って
見つけたきのこを片っ端から調べてました。
そのおかげで今では相当きのこに詳しくなりました。
でも、食べられると知っていても、きのこって
なかなか食べないんですよ。
特にこのヒトヨタケ。ササクレヒトヨタケは
食用だと知っていたけど、道端に生えているのは
小さいし、おいしそうでもなかったので
あえて食べていなかったのですが
大学の裏庭の芝生の上に
「ええええっ これがヒトヨダケの大きさか!?」
というくらいのササクレヒトヨダケが生えていたんで
分類学の教授のところへ走っていって
「ササクレヒトヨダケって食べられましたよね?」
と聞いてみたけど
先生きのこには詳しくないらしく
図鑑で一緒に調べたら
「味:A級」(どういう例えだ)
とあったので、急いで戻って収穫して
家に帰って食べて見ました。
写真では大きさが分かりにくいですが
実は高さ15センチくらいあります。
かなりでかいです。
今日は残りの梅干も仕込みました。
(5%)
昨日は梅の砂糖漬けをつくったし
なんか現実逃避している・・・ような気も
しないでもないけど
そういや同じ班の例の人は
医者の息子に違いないと思ったので
今日
「ねえ、親ってもしかして医者?」
ってきいたら
「そうだよ」
って言ってた。
・・・・・・・・・・。
やっぱりな。
心の狭い私は今日も後ろの学生にイガイガして
イガグリを投げつけました。
ほんとにごめんなさい。
今日は、滴定をしていたのですが
その学生が「何もやることがない」と言っていたので
EDTAという薬品をビュレットに入れてもらいました。
その時、その学生は
「これでいいんだよね!?入れるのコレでいいんだよね」と
言っていてそれから私が確認して入れたのにも関わらず
お向かいの班の前にリンゲル液がおいてあり
それを見つけた彼は突如パニックになり
「あれ、あれ、さっき俺EDTAじゃないの入れたよね!?やべーよ
どうしよう、ねえねえ、俺EDTA入れてないよね!?ねえ、違うの入れたよね?!
まずいよ、まずいよ」
と騒ぎ出したので 心の狭いもとむらはつい
「入れるときに確認しなかったの?」
と言ってしまいました。
そしたらその学生は
「してないよ!だって誰も何もいわなかったもん」
と自信満々に、さも「俺に何も指摘しなかったみんなが悪い」
「俺は指示通りに入れただけ」「俺のせいじゃない」
とでも言いたげだったのです。
だから私は
「入れるときにどうして確認しないの?
何も分からずただ目の前にあったやつ入れてるの?
ちゃんと実習書確認して自分で読まないとダメだよ」
学生
「だって・・・そこにリンゲル置いてあったから・・・」
って おいっ!
(悪いけど今の状態じゃ医療現場に向いてないよ)←もとむら心の叫び
実際は私はEDTAだとちゃんと確認してるし
本人もその前にさんざん「これでいいんだよね!?ね?ほんとにいいんだよね?!」
とねえねえしつこく聞いているんのでリンゲルなわけ無いんです
でもなんで目の前にリンゲルが置いてあるだけで今までのこと全部ふっとんで
そこまで不安になること無いだろう
そしてしまいには「俺は知らない」の一点張り。
「ねえどうすんのどうすんの? 違うの入れちゃったよ」と決め付けるその
見事な決め付けっぷり。
どうしてくれんのよ。
実習だからまだ穏やかに言ってるけど、コレ職場だったら
裏に呼んで説教してるかもしれない・・・
確認しない医療者と
人のせいにして自己保身する医療者っていうのが
二大最悪な医療人だと思うんですが
世の中どうなんだろう。
それじゃ腕のロレックスも輝かないよ。
私は私を見失わずにいたいと思う。
何かに流されそうになったり
何かに押しつぶされそうになっても
私は私のあるがままを受け止めることができるように
自分自身が私の在るがままに戸惑わないように
逃げないように
私は強く 在りたいと願っている
雑音や思い込みや
私の目に映る 色々な世界や色に
迷ったり 心揺らいだりしながらも
何が大切で 何が無駄なものか
何が真実で 何が嘘か
虚像か 迷いか
見失わないでいられるような強さが欲しい
私は虚栄で
見栄をはるし
私は臆病で
時々前に踏み出す一歩さえ怖くなる。
だけど今日も私は
何が今私に大切か
考える余裕だけは見失わないでいたいと思う
それは今日を締めくくるためと
明日確かに生きるために
私は私を
見失わないでいたいと思う
どんなに今日が苦しくても
今が どんなに小さくても
明日がどんなに辛くても
私は 私を受け入れて
どんな目に映るものも
拒まずにいたいと思う
判子を何箇所も押しまくり
(今法人の株式移行手続きで書類がすごい)
議事録に目を通し
法人ネットバンキングで支払いの振込み予約をかけまくり
スタッフノートに目を通し
管理者連絡ノートに今日の仕事で月曜に引き継ぐ振込み承認の
お願いを記載したり 返事を書いたり
備品購入の商品を選別して
その払い込み手続きなどなど
あー 私は何をやっているんだ。
最近私は一週間あっという間で
鈴先生に相談したいことだってあるんだけど
ビタ先生に話したいこともあるんだけど
大学にいる間は顔すら合わせないし
かといって なんだか30分とか時間を取ることも
億劫な感じというか
大学大好き人間もとむらが
鬱っぽくなったあたりから、
「一刻も早く大学を脱出したい」という
そんな気持ちになってしまい
毎日講義や実習が終わったら
何かに追い立てられるような感じで
とにかく一刻も早く大学を脱出したいと思い
ダッシュでバスに飛び乗ってしまいます
何でだろうなあ
何でこうなっちゃったんだろう
不思議だ・・・・
一刻も早く大学から逃げ出したい
そんな思考から抜け出せないでいる私は
何かに頼ったり
何かに縋ったり
そういう場所も存在も見出せないでいるから
抜けるのには別の力を借りるしかないんだろうなあと
憂鬱な気分ではないのだけれども
なんか、大学に行くのは良いけど
居続けることに苦痛を感じてしまうのは
まだまだ本調子じゃないからなんだろうなあ
なんて ここのところずっとそんなことを思ってます
新しい実習は
同じ班のメンバーが強烈で
毎日ぴきッ! ミシッ! ムカッ な日々です。
我慢してるけど、日に数回は我慢し切れない大人気ない私。
相手は5浪とはいえ、ずいぶん年下だし(9歳下か)
毎回毎回
「ねえ、これいいの?次これでいいの?」
「これってこうやるんだよね?いいんだよね?
どうやんの?ねえねえ?ホントにいいの?」
としつこく聞いてくるので
「いいと思うよ」
と答えると
「でもさでもさ、○○先生がこうやれって言ってたんだけど
ねえその方法でいいの?先生はこうやれって言ってたよ?」
と、ほんとーに 毎日毎日しつこく聞いてくる。
先生がそう言ってるんだったら、
一体あなたは何の為に私に聞いてんだ。
知ってるなら聞くな。
つか聞いて反論したくなるくらいなら、先生に言われたとおりに
やったらいいじゃん。
「知ってるんだったらやったらいいじゃん。」
と言ったら
「でもさでもさ、やってもいいのかと思って」
ムカ。
ぷち。
きっといつもお母さんとかお父さんとかが
何でも「これはこーやってねー、やるんだよー」
「お母さんがやっといてあげるから」
とか そういう世界で生きてきたんだろう。
自分の意思で決めて行動したことが無いから
先生に指示出されてもそれを誰かに確認してさらに確かめてからでないと
不安でしょうが無いのだきっと。
だから、指示出されても自分ではやらず
必ず確認して「失敗しても自分のせいじゃない」というような
伏線を張ってから何でも行動しようとするわけだ。
その「責任転嫁」をつねにされる私は一体彼の中ではなんなんだ。
同じ班の「俺はやれば出来るんだ」「たまたまできないのは盲点だった所が出た」
とかいうお調子者には敬語使ってるのに
なぜか私にはため口&命令口調。
そのあたりも心の狭い私のイガイガ原因でもある。
なんで自分から考えて行動せずに
何でもかんでも他人に聞いてからしか何もできない人に
聞かれたから答えたのに、必ず何かしら反論(反抗?)されなきゃ
なんないの。
こういう団体行動の時
人の育てられ方って出るなあ。
所長と一緒の実験時間を過ごせるのも
あと人生でほんのわずか。
この後きっと 一生ないんだろうな。
そんなこんなで
あっという間に週末になってしまいました。
何もやってないのに
時間だけが怖いくらいに早く過ぎて行きます
とめられるものならとめて生きたい
ビタ先生の研究室というか
煙研に行ってみたら
「今日から新しい人いるからねー
仲良くしてやってねー」
と言うので
誰かな~?先輩かなあ?と思っていたら
私の前の席に座ってる子だった。
・・・・・・・・。
後輩や先輩ならまだ我慢するけど
同じクラスの知ってる人と一緒にここで勉強するのはヤダ。
この先ずっとこの子いるんだろうか・・・?とか
もう本格的にここに来れないわ、とか
別に私の研究室でも何でも無いのだけど
あいてくさい感じなんですよ。煩わしいというか
(注:青森の方言なので、適切な標準語表現が分からないので誰か教えて下さい)
何となく、侵略感を感じちゃうんですよね。
一人で勉強したいし
一人で教科書とか読みたいので
あー、もうここ無理だわ。
鈴先生所は学生立ち入り禁止になってたし
もー 私はどこに存在したらよいの
静かな居場所が欲しいな
一人になれる居場所がないなあ
そんな感じで
あんなに頑張りすぎてた私はどこへやら
家にただ帰ってくる日々を過ごしています
雨が
傘の嫌いな私を毎日誘惑する。
さようなら。
今日はとてもいい天気でした
昨日から梅干しつくりに入りました
今朝見たらだいぶ梅酢が上がっていました
梅干しを毎年つけているので
今年も恒例行事が始まった感じです
梅干って大変そうに思われているけれど
結構慣れてきたのか
梅を洗って塩を振って、容器に入れて
あとは夏まで放置して
夏の暑い日に干すだけですから
実は意外とラクチンなんです
でも段々食べるのが追いついてないので
梅干がたまる一方なのが悩みです・・・
去年の梅干しは今日朝
所長に少しおすそ分けしてきました
(こぼしてごめん)
梅をつけ始めると
あー 今年ももうすぐ夏だなあと
思います
何となく過ごしているけれど
今年の夏とか今年の今日とかは
もう今日しかないんですね
一生のうち毎日が1日ずつしかないって
改めて考えるとなんだかすごいと思いませんか
今日も明日もあさっても
もう過ぎたら同じ日は二度と来ないし
取り戻すこともできない
毎日が同じようだけど
実は一生に一度しかないことばかりなんだなあと
そう思ったら
なんだか私自身 時間をいかに無駄に過ごしているんだろうとか
反省してしまいます
記憶はいつか薄れていって
今日があったことすら 忘れてしまうから
私はここに 書き残して置きたいです
私に昔 話してくれた人がいた
人は
沢山の元素でできている
だけど
元素だけでは生きられない
沢山の「生」が
苦しいと 泣いているんだよ
元素だけでは生きられないはずの人間が
生きていることだけで 奇跡なんだと
その人は言っていた
あの頃の私は・・・
今の私ではもう 伝えることすらできなくなってしまった
だけど いつでも
忘れることは無い
あなたは私の人生で沢山の言葉を教えてくれた
その言葉の一つ一つを
私は今でも鮮明に覚えている
だけどあの頃の私は苦しかった
まさに思春期だったのだ
自分の存在の居場所を
探し続ける生命体でしかなかった
だけど今でもあなたのことを忘れることはない
人は元素だけでは生きられない
沢山の生が 苦しいって泣いているんだよ僕らの中で
さようならも言わずに
私はあの時
もう、私ではなかった。
今も見守っているよ。
生きていて欲しい。
私が医者を目指したのは
あなたを死なせたくなかったからだ。
私が死なせない と
いつか 言ってみたかったからなんだよ。
(2006.8.10)
雨の日は朝薄暗いのでついつい寝坊してしまいました。
梅雨は「梅の雨」と書きます
そう、この時期は梅の出回る季節なのです。
私は5年前くらいから毎年梅をつけています
多分、去年の今ごろの日記を読むと、梅干日記になっているはず(笑)
今日、ついに今年の梅を買ってきました。
梅は今年も南高梅で
塩は南の極を使います。
塩分濃度は今年も3%に挑戦です。
去年漬けた梅干を、今日初めて食べてみたけれど
3%でも砂糖が少し入っているので
そんなにすっぱくなく出来ていました。
梅干をこうして毎年漬けてはいるけれど
実は梅干はあまり好きな食べ物ではないので
冷蔵庫に去年作った8キロを新たにしまったら
冷蔵庫が梅干で占領されて来ました
そろそろ4年前のくらいから分けたり食べたり
し始めるか・・・
今日は雨しとしと(ざーざー?)を聞きながら
雨の音が優しいと言っていたあの時を
ほんの少し 思い出しました
行かないで
このまま歩いていこうよ
もう届かない
言葉は 空へ消える
写真と一言コメントのHPなのですが
こんな写真を撮りたいなあとか
こんな家族が欲しいなあとか
そんな気分になります
ダカフェ日記
http://dacafe.petit.cc
あー
久しぶりにカメラ首からぶら下げて
自然の中で写真とりたいなー
その前にデジ一を何とかしないと・・
その前に試験か・・・・。
よくクラスの同級生に
「どうしてもとさんはここに来たんですか?!」
と聞かれるようになった。
実習でやっている実験の殆どが仕事として経験したことでもあり
知識もそれなりに残っていたので
質問には多少、答えられてはいたのだけど。
逆にそれが不思議に思うのだろう。
なぜ、知っているのに、ここで学び直しているんだろう。
そう思われても、仕方がないよね。
ホントのホントは
医学部の受験がうまくいかなかったことだけど
でも、最近は少しだけ、薬学の面白さにも気づき始めたところです。
今、日本では医師が足りなくなってきました。
これは昔、医学部が増設ラッシュだったときに
定員削減してからというもの
医者が余る、余ると言われ続けたけど
結局医師は都心に偏在し
当直の無い科・オンコールの無い科に新人医師は集中し続け
結局はコンタクト眼科や訳も分からない心療内科や
美容皮膚科など「緊急手術などで自分の時間を拘束されない」科に
人気が集中してしまっただけです
加えて今のスーパーローテ
ありゃいったい何なんだ
いくら医師としての使命に燃えているという期待をこめても
現代っ子には3K(死語?)は敬遠されるに決まってます
実際そうです
お金が沢山もらえて、都会で、緊急オペなくて
オンコールなし
そういう研修医療機関ばかりに集中してしまった
勉強だけできてもだめなんだってことに
早く日本は気づいたほうがいいと思う。
社会人を経験して
それから医師になるような人たちに
もっと門戸をひろげ
医師を確保すべきだと、私は思います
そういった人はきっと
自分の専門としたい科がしっかりビジョンが組まれているだろうし
もちろん、夜勤があるとか、緊急オペがあるとか
そういったことであーだこーだ文句を言わないはずです
今まで甘やかしたから文句を言うんだと思う。
日本は教育を見直したほうがいいと思いつつ
自分は自分の教育で一杯一杯なんですけどね
そんなことを考えつつ
満月の夜は更けるのでした。
実習おつかれさまでした。
死刑は人権を無視しているとか、死刑は結局行われないなら
廃止するべきだとか
いやいや 死刑が犯罪の抑止力になっているだとか
色んな意見があると思います
私はずっとずっと昔
まだまだ駆け出しだったアナウンサーの一人に
こう聞かれたことがあります
「あなたは、死刑をどう思う?」
私はその時、「死刑があることで人間は罪を犯すことを躊躇するなら
死刑は存在するべきだ」と答えた。
でも、彼はこう言った。
「死刑は犯罪の抑止力にはなってないよ」
このことはあれからもう何十年と月日が経っても
死刑判決が出るたびに私は思い出す。
そう、彼の言うとおり
死刑という恐怖をちらつかせることが
何の犯罪抑止力にもなってないように思う。
凶悪犯罪は減らない。
むしろこの問いを投げかけられた頃よりも
より残虐で より凶悪になっている気さえする
死刑を執行しないなら
私はある必要の無い刑なように思う
でも執行するのであれば
それに値するほどの凶悪犯罪であるかを
何をもってして判断するのか私には分かりませんが
執行するつもりがあるのなら
その可能性があるのなら
残しておいてもいいのではないかと思います
犯罪者にも人権はあると思うけれど
でももしその人が殺人を犯していたとしたら
殺された人の人権はどうなってしまうのでしょうか
死刑反対をただ死刑囚だけの人権に注目して訴えている人は
被害にあった人の人権に目を向けていないような気がするのです
死んでしまった人は
なぜ人権を無視され 殺されなければならなかったのでしょう
そして自分が死んでしまったのに
殺されてしまったのに
どうして殺した人間は人権を守られて
死ぬことを回避してもらえるのでしょう
私は今残っている死刑と言う制度は
相手に与えた極限の恐怖を
己にも味わわせなければ
そこまでしなければ
人間の心を理解できない人間に対して執行する
唯一残る ハムラビ法典みたいなものではないかと
解釈しています
犯罪者の更生をよく訴えられますが
私は更生というのは
反省とは別の類のことだと思います
反省だけならサルでもできる。というCMありましたよね
あれと同じです
反省したそぶりでも見分けが付かないから
再犯を繰り返したり
その場しのぎの反省を見せたりするわけです
更生とは
その罪を犯したときに
被害者が感じた気持ちにいかに共感できるようになったか
そこだと思います
共感力が無いやつは何度反省しても
別のカテゴリーで繰り返すだけな気がするのです
でも今 他人に共感する力なんて
生きるうえで当たり前のことのように
無視される存在になってきました
共感することが自己犠牲だと思っている子供もいるくらいです
子供と言っても私が指すのは
大人になりきれてない20代も含む、です
共感する体験を積み重ねずに育った子供は
薄っぺらい感情しかもてず
でもその薄っぺらい世界が全てになってしまう
こころはどこに行くんだろう。
日本人のこころの教育は
どこへ向かおうとしているのだろう。
私には、終焉を迎えようとしているように思えてなりません。